2021-04-23 第204回国会 衆議院 外務委員会 第10号
○佐藤(茂)委員 それで、今回のインドに関連するんですけれども、冒頭申し上げましたように、インドとの関係というのは非常にやはり信頼関係も深まってきているなという、その一つの証左として、インド洋の戦略的要衝とされますインド領のアンダマン・ニコバル諸島というのがございます。
○佐藤(茂)委員 それで、今回のインドに関連するんですけれども、冒頭申し上げましたように、インドとの関係というのは非常にやはり信頼関係も深まってきているなという、その一つの証左として、インド洋の戦略的要衝とされますインド領のアンダマン・ニコバル諸島というのがございます。
パキスタン側のカシミールから、幾つかテロリストのキャンプがあるということが言われていますけれども、そこから過激派がインド領に侵入をしてテロをするといったような事態をとめるというのが、インドが求めていることでもあり、国際社会が求めていることでもあると思います。
恐らくはパキスタンを指している、こういうふうに思いますけれども、このパキスタンの国境線は、一八九三年、当時パキスタンはインド領でありましたけれども、イギリス人のデューランドが国境線を引きました。そのときに、アフガン族と言われるパシュトゥーン族が国境線によって二手に別れるという形になってしまいました。
ところが、このカシミール問題についての両国の基本的な立場が非常に隔たりがあるものでございますから、緊張が依然継続しておるということでございまして、そういう中でパキスタンのデモ隊が停戦ラインを越えてインド領に越境する、これに対してインド軍が発砲するというような事件も最近は起こっているわけでございます。
それから西方では現在インド領のインパールというところがございますが、この地方は、辻先生に聞けば詳しいことがわかるかと思いますけれども、私の予想では、ここは北関東、新潟、福島等の東北地方南部、それから三重県とか滋賀県とか大阪、京都等の中部、こういうところの方々が相当におられました。もしこの問題を解決しようとするならば、インド政府、中国政府、ビルマ政府、この三つの政府を相手にしなければならぬ。